脳の老化を防ぐ?アルツハイマーやうつにも期待されるメチレンブルーの真実
- 小西 聡美
- 2月26日
- 読了時間: 2分
メチレンブルーって何?
メチレンブルーは、1876年に作られたとても古い製品です。最初は服を染める「染料」として使われていましたが、実は健康にも良い効果があることがわかり、今では医師や健康の専門家たちも注目しています。
脳に良い理由は?
脳は私たちの体の中でも特にエネルギーをたくさん使う部分です。脳は体重の2%しかないのに、エネルギーの20%を消費しています。
メチレンブルーは、脳の「ミトコンドリア」という部分を元気にします。このミトコンドリアは、簡単に言えば「エネルギー工場」のようなものです。メチレンブルーはこの工場をサポートし、脳をシャキッとさせる効果があります。
脳の病気にも効果的
メチレンブルーは、アルツハイマー病やパーキンソン病などの「脳の老化」や「神経の病気」の予防にも期待されています。
アスリートにもおすすめ
運動する人やスポーツ選手にも、メチレンブルーは人気があります。試合やトレーニングの前に摂取すると、持久力(スタミナ)が上がると言われています。
他にもこんな効果がある
肝臓にも良い近年増えている「脂肪肝」という病気(特にお酒を飲まない人でもなる「非アルコール性脂肪肝」)にも効果が期待されています。肝臓の脂肪を減らし、健康な肝臓を保つサポートをします。
尿路感染症(UTI)の予防メチレンブルーは、尿(おしっこ)の通り道にいる悪い菌をやっつける効果もあります。特に、薬をあまり使いたくない人に良い選択肢になるかもしれません。
メチレンブルーの飲み方とコツ
1日20mgが目安メチレンブルーは、フィルム状(薄い紙のような形)で売られており、水に溶かして飲むか、そのまま口に入れて溶かします。
飲み方のコツ口の中が青くなることがあるので、ストローを使うと良いでしょう。
使うときの注意点
使わない方が良い人妊娠中や授乳中の女性、特定の病気(G6PD欠損症)の人は使用を避けましょう。
お薬を飲んでいる場合は注意特に、うつ病のお薬(SSRIやSNRI)を服用中の人は、必ず医師に相談が必要です。
安全な製品を選ぶことが大切「USP認証(米国薬局方)」と書かれた製品を選ぶことで、重金属などの危険な成分が含まれていない安全なメチレンブルーを選べます。
まとめ
メチレンブルーは、脳の健康や肝臓、運動パフォーマンスの向上、尿路感染症の予防など、さまざまな効果が期待できる成分です。ただし、正しい飲み方や注意点を守って、安全に使うことが大切です。
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